全て遠き理想郷？なブログ

第117船団がバジュラに壊滅させられたのはランカの歌が原因だった。
グレイスは、「償う方法はあるわ」とランカに告げるが、しかしそれは野望のため。
そしてランカはグレイスに操られることに…。




グレイスの野望とは、フォールドクォーツをインプラントのコアとした銀河規模の超並列思考ネットワークを作り、グレイス自身が思考ネットワークの上位存在として人類を支配することだった。
それは本来なら実現不可能なはず、しかしグレイスは人類をバジュラの脅威に晒すことで、計画に従う者には隷属、従わぬものは排除しようとしていた。




「ランシェ、ドクターマオ、もうすぐよ。お前たちの血が互いを傷つけ殺し合いを始める！そしてそのときこそ私の正しさが証明される、人類はプロトカルチャーを超えるのよ！」
ランシェの娘ランカ、マオの孫シェリル。因縁の戦いが始まろうとしていた。
シェリルがノーム姓なので、もしやと思ってたけど、孫だったか。
もしグレイスがこうなることを望んでずっと暗躍していたのだとしたら恐ろしいな。
しかし、ここのグレイスの顔が凄いことになってたなぁ、思わず笑ってしまったｗ




「恋人ごっこはこれまでにしましょ」
「待てよシェリル！俺は…」
「言わないで。今言われたらそれがどんな言葉でも、きっと私は歌えなくなる。だから何も言わないで。全部終わったら続きを聞くわ、だから…だからアルト、ランカちゃんを助けなさい。それができたら続きを聞いてあげる」
「必ず帰ってきなさい、いいわねアルト」
「覚えておきなさい。こんないい女、滅多にいないんだからね！」
別れのキス。といったところだろうか？
この状況であっても強くいることの出来るシェリルはホントいい女です。




ついに始まったバジュラとの最終決戦。
シェリルの歌によってバジュラを押さえ込み、戦闘は有利に進んでいく。




このまま押し切ることが出来るかと思われたとき、グレイスに操られたランカの歌「愛・おぼえていますか」が戦場に響き渡る。
そして戦況は一変、シェリルの歌は一切効かなくなり逆に追い詰められていく。
ランカを止めようとするアルトだが、そこに立ちはだかったブレラの攻撃に被弾！そして…。




アルト機爆散！！最終回を待たずに主人公はお亡くなりになりました(ﾏﾃ
まぁさすがに生きてるだろうけど、ランカの歌によって劣勢のアルトたちに勝機はあるのか？
鍵になるのは、まだ到着してないオズマたちか。あとひとつ気になっているのは、ビルラーの「もうすぐだ、もうすぐあなたに会える。フォールドの波は因果律と時を越える」という言葉。いったい何を意味するんだろう？


次回「アナタノオト」
次回予告では最終回の展開がまったく分からず。
アルト、シェリル、ランカの三人にどんな結末が待ち受けるのか？


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